ステップ〜家族の在り方と生き方〜

いつも読んでいただき、
ありがとうございます。

世間はお盆休み。
今日は少し保険とは違うお話をします。

最近、映画を見ました。

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ステップという最近公開された映画です。
突然妻を亡くした夫が、娘と一緒に小学校卒業までの日々を描いた映画です。
すごくリアルな日常を捉えていて、山田孝之さんの演技もさすがの一言。


ママとパパ、そしてサラリーマンの3役をこなそうと
一生懸命になり、苦悩し、前に進む姿は、本当に胸を打ちます。


内容の詳細は言いませんが、
僕の言いたいことは、そこの良し悪しではなく。


家族や自分の置かれた環境にちゃんと向き合っているのか?という問い。


人は、誰しも現実や未来を直視することを避け
不安な日々に目を向けたくなる生き物です。


誰だって、逃げたくなる気持ちはあるはず。
逃げたって良い。

でも、結局、そこには答えは存在しなくて。


本当に大切なものは、何だろうか。
それを一生かけて見つけて、育てていくのが人生だとしたら。
真っ正面に、家族と子供、そして自分と向き合って行くこと。
答えは、そこにしかない。


家族というものは、目に見えるようで、目に見えない。
そして、当たり前にあるという錯覚。


家族のために、一生懸命働いて、夜遅くまで働く。
帰宅すると、子供や妻は寝ていて、朝の会話は慌ただしく。
土日は、疲れてどちらかは寝ているような日常が繰り返されていく。


気づけば、子供は育ち、親の手元から離れていく。
そんな予想された未来、誰が望むのだろう。


今の僕は、毎日、送り迎えをしたり、子供に絵本を読んだり、
遊ぶ時間や家族でご飯を作って食べて、一緒に寝る。
そんな豊かな時間を過ごすことができている。


しかし、僕にも、文字通り365日24時間働いていた時期があって。
自分の自己犠牲と成功=家族の幸せ→だから働く。

みたいな。


確かにその時があったから、今があるのは間違い無いけれど。


人生は、取捨選択とも言われているけれど
僕は、お金も手にしたいし、家族も大事にしたい。
欲張りだから、全部手にしていたい。


でも、それは本当に難しくて、一筋縄ではいかない。
あーでも無い、こーでも無いという試行錯誤の繰り返しの数年。
寝れない日々も続いた。


努力して、努力して、血の滲むような思考と行動の繰り返しによって
はじめて、少しづつ歯車が動き出した。


努力をしたからといって、報われるとは限らない。これは真理だ。
けれど、行動をしないと何も変わらない。


自分が本当に大切にしたいものがあるなら
自分の環境や生き方を全て変えてまで、
手にしてみる。

元に戻せない人生だけれども、
これからの生き方で
過去の意味も変えていける。


自分の人生に妥協は絶対にしちゃダメだ。

僕は、今もこれからも
そう、想う。

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