僕が大学生の時、
フロリダのディズニーワールドで仕事をしていた。
(その時の話は、またしようと思う。)
最近、
“仕事”
“自分のやるべき仕事”
についてよく聞かれるし、考えます。
Disneyに来て、働いたことを思い出してみる。
その時の僕は、社会で働いたことがなかったから、
実質ディズニーワールドが、僕にとって触れる初めての社会だった。
その時思ったのは、今も変わりなく。
この世の中は、いろんな職業で成り立ってるなぁということ。
ゲストをゲートで招き入れる人
アトラクションを操作する人
レストランで飲食を提供する人
ゴミを集めて、処分する人。
ゲストを楽しませるキャラクターたち
具合の悪い人をケアする人たち
思い出を残してあげるカメラマン
数えきれない職業がある中で、みんなそれぞれの役割を演じています。
そこで、自分は考えます。
自分の役割は、何だろうか、と。
例えば、
Disneyでアイスクリームを売っている人がいるとします。
その人は、毎日毎日、その場所で、色々な人にアイスクリームを売っています。
ふと、した瞬間に、その人は考えるのです。
“アイスクリームを売る人は、僕じゃなくても出来るんじゃないか?”
“自分にしか、出来ないことは、他にもあるはず。なんで、僕はアイスクリームを売っているのだろう。”
そう、確かに、アイスクリームを売るという作業は、誰にでも出来ます。
“ここは、誰にだってできる。僕は、もっと他の『自分にしか出来ない』ことをしたいんだ。”
ここで、
ちょっと、また、その人は考えるのです。
“でも、僕にしかできないアイスクリームの売り方は、きっとあるはず。”
“だったら、僕にしか出来ないことを探す前に、むしろ探す過程の中で、今ある状況の中でベスト、トップを目指すのが、筋なんじゃないかな。”
“文句を言う前に、結果を出せよ、自分”
今、そんなことで、悩んで、ふてくされてもしょうがない。
結果を出したら、いくらでも、次がある。
そんなこんなで、その人は、頑張るのです。
その人は、当時はスキルも何もないただの学生。
自分自身で考えて行動して、
『お客様にとって、何が出来るのか?』を行動に移し続けただけ。
その人は、ある日マネージャーから表彰のカードをもらったそうだ。
たかがアイスを売ること
されどアイスを売ること
どんなことにも、意味があって、
それをどう捉えて行動するのかが、
未来を分ける。
原点に戻る。